REVIEW

余命の指針

2007.07.08

地下鉄の大通り駅内の通路でポスターを見た気がした。日本語タイトルのフォントのかわいらしさ加減が気に入っていた。23歳で余命2ヶ月と先刻された主人公が、まわりには秘密で残りの人生にプランを立てて過ごす話。結論からいうと、良い映画だと思う。内容、演出、カメラワーク、どれも適度にアーテステックだし、ポップな感じもあって、どう考えてもシリアスなテーマを観る側がツラくならないように演出している。

こういった余命わずかという映画だと舞台が病院で「看病する肉親の態度」とかにファーカスしすぎると思う。それはリアルに考えれば当たり前なのだけど、本作ではそのあたりを思いっきり略しているのがいい。病院のシーンは本当にわずかだ。彼女は夜のカフェで、コーヒーとケーキを食べながら、「死ぬまでにしたい10のこと」のリスト作りをする。17歳で結婚して子供が2人いる彼女は、非常に現実主義者である。リストの内容はエゴステックな部分もあるけど僕は賛成で、自分だって、もし同じ立場だったらレベル的には同じか、もっとエゴ丸出しのリストを作るだろう。以上、DVD「死ぬまでにしたい10のこと」の感想でした。


COLUMN

CATEGORY

LATEST ENTRIES

ARCHIVES

website design by shie sato

SAPPORO ART & DESIGN MAGAZINE NUMERO DEUX 札幌 アート&デザインマガジン ニュメロデュー

copyright @ NUMERO DEUX allrights reserved.
top