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2012.11.25-12.25 
Dip&Merry Christmas2012

「Futaba,TRITRITRI」

2012.12.12

Futabap

— 札幌アート&カルチャー 行ってみて話をきく02—-

「Futaba,TRITRITRI」

北海道魅力としての「鳥」

札幌の2人組のデザインユニット”Futaba.”と市内中心部にあるディップ料理レストラン” Dip&Merry”が「鳥」をテーマにしたクリスマスコラボの展示販売会がおこなわれた。初日のオープニングパーティにお邪魔しFutaba.の二人に話を聞いてみた。なぜ「鳥」なのか?!
 
Dip&Merry Christmas2012

"Futaba,TRITRITRI" 
期 間:2012年11月25日- 12月25日 18:00-25:00(不定休)
会 場:Dip&Merry
(南3条西2)ホテルラッソ 2F

Opening Party :2012年11月25日18:00



▼ 
Futaba.の2人にを聞く。

初日のオープニングパーティには展示を祝うたくさんのお客さんが来場していた。会場の中心にはデイップ料理が並び、お酒にお話に会場のいろいろな場所で楽しげな盛り上がりができていた。お客さんの対応に大変なところ、少し時間をいただきFutaba.のお二人にお話をさせてもらった。

——— 今回の企画のキッカケは?
お店のオーナー何か一緒にイベントをしたいね!という話で盛り上がり。Futabaとしてはホテルに併設されたレストランなので道外の方にむけての企画をやりたい、という話になりました。私たちは夏終わりに引っ越しをしまして、自宅の裏が森になっています。そこには毎日たくさんの種類の鳥が飛んできます。街の中ではみられないアカゲラ、キバシリなども来ます。北海道といえば魅力は自然。鳥をテーマにした作品を作って、これを道外の人にみせたいと思って本企画のテーマにしました。それと、もともと鳥好きだったということもあります。

——–コンセプトを教えてください?
アートを自宅でカジュアルに楽しんで欲しい、と考えて価格もお求めやすい設定にしました。気に入った作品を持ち帰ってもらって家で楽しんでもらう。それは私たちの自宅の庭にくる鳥たちを作品にしてこの会場に連れて来て、誰かのところに飛び立って欲しい、というイメージがあります。あと、鳥たちはただ可愛らしい存在だけではなくて、雨の日も風の日もたくましく生きている野生の生き物としてわかってほしいと思っています。

——では、最後にこの記事を読む方にひとこと。
本企画は、今年にしかできないクリスマスの楽しみとして、お店に来ていただいて展示と美味しい食事を楽しんでいただければと思います。また、持ち帰ってもらった鳥たちの作品を家に飾って生活に取り入れてもらう。毎日作品を目にして「今日は笑っているようにみえるな」というふうに鳥を飼っている気分になってくれたらとっても嬉しいです。

● NUMERO DEUXの視点
「鳥」というテーマに絞った作品展というのは珍しいと思うし、それを北海道の魅力とつなげているのはユニークだと思う。作風も、ユーモラスにデフォルメしたものから、シンプルに捉えたものまでいろいろあるので選ぶ幅があるのも楽しい。価格帯もポストカードといったお求めやすいものからあり、そういったものもアクリルのフレーム等を買って額装すれば,お部屋の素敵なインテリアになる。気軽に楽しめるアート。お店の雰囲気も、シンプルな木目の内装が落ち着きとオシャレ感がうまくマッチしている。ディップ料理とお酒はいい組み合わせ。今年のクリスマスのイベントとして足を運んで欲しい。
Text&Photo by Shinichi Ishikawa(NUEMRO DEUX)

● Futaba. クリエイタープロフィール

イラストレーター・デザイナーの児玉美也子と、 ディレクター・プランナーの福田大年からなる札幌のデザインユニット。 「人・自然・テクノロジーの関わり」をテーマに2005年活動開始。 作品は海外デザイン系書籍・Webでも紹介される。札幌の個性派ショップが集う "space1-15"405号室『北欧雑貨 Piccolina』の店内壁画をはじめ、ファッションビル『PIVOT』の広告イラスト、『札幌国際短編映画祭』シンボルマーク、『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2012 in EZO 』公式Tシャツ、『札幌国際短編映画祭 2012 公式ポスター』のイラストなど手がける。
フィシャルTシャツ』イラスト『『WOWOWステーションID』『札幌国際短編映画祭 2012 公式ポスター』のイラストも手がける。www.futabafutaba.org  

● Dip&Merry  お店の紹介 
2012年4月にホテルラッソ2Fにオープンした「ディップ料理」がコンセプトのレストラン&ダイニングバー。ディップ料理とは、パンやクラッカーなどにつけて食べるペースト状の料理。加えて道産の野菜、ミルクやチーズも取り入れたメニューを用意している。お一人様から、複数の集まり、またはパーティにも対応。25時という深夜までの営業時間も魅力のひとつ。また、今回の展示販売会のようなアート&デザインの展示企画やその他イベントのためのレンタルスペースも可能とのこと。興味のある方は以下にメールアドレスまで相談してみてはいかがだろうか。 hello@dipandmerry.com

Futaba1


▲ 会場奥の壁面を使った大きい作品

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▲ 額装作品

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▲ お手頃なポストカード作品。

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▲ オリジナルの鳥グッズも販売されている。
 

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▲ パーティ料理の中にも鳥がいました。


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