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NEWS No.181128 「今年の秋にイベントを企画したコトはじまり編」

2018.11.25

今年のふりかえりを書いていこうかと思う。
自主企画・制作したイベントについて。

のぼりべつカルチャーナイトにて、
「カードゲームで遊ぼう! ~ゲームデザイナーこだまじゅんじろうといっしょに~ 」を企画したお話を全3回で書いていきたいと思います。今回は「はじまり編」です。

僕はふだんはメディアづくりをしたり、それに関する活動をするのがメインですが、時々イベンの企画をおこなう場合もあります。イベント屋さんではないのですが、メディアづくりの活動をしている内にイベントに参加させてもらう機会があり、その体験から自分で必要だと思う時にはイベントの企画・制作をしてきました。

例えば、以前に書いたこの記事のそうです。「 リトルプレス絵本『くものもくもくん』をつくる!」これも「絵本づくり」の制作の中で、宣伝のためイベントをおこなっています。よかったら読んでみてください。

僕がイベント自分で企画するのは、間接的な場合が多いです。「イベントやるぞ!」という自分の想いより、「やったほうがいい」「やれる」という流れになった時が多いです。最初にも書きましたが僕はイベント屋さんではないのです。

じゃあ、なんでイベント企画をやるの?ときかれれば「イベント作り」って僕の好きな「メディアづくり」に似ているんですよね。僕はイベントもなにかを伝える媒体と考えればメディアと同じだと思うです。ただ、紙やウェブメディアをつくる感覚で僕はイベントをつくる。ただ、イベントはリアルな内容だから、リアルや時間にかかわる手間が多いですね。あと、当日はすべてリアルタイム勝負になるのがなかなか神経を使うところです。

さて、今回僕は「のぼりべつカルチャーナイト」の関連企画として、「カードゲームで遊ぼう! ~ゲームデザイナーこだまじゅんじろうといっしょに~ 」という企画を考えて、札幌からゲームデザイナーを呼んで、登別商工会議所に会場提供をしていただき、地元のゲーム主催者さんにも協力いただきました。そのことについて順に書いていきます。

カルチャーナイト、というのを知っているでしょうか?これは北欧生まれの文化系イベントであり、公共・文化施設や民間施設を夜間開放していただき、市民が地域の文化を楽しむ行事。消防署などふだんは入れない施設を見学したり、夕方から夜間を中心に音楽、飲食、販売などのプログラムが市内のさまざまな場所で同時におこなわれ、配布されるプログラムを見ながら自分の行きたいイベントに行ってみる内容になっている。北海道ではいくつかの都市でおこなわれていて「のぼりべつカルチャーナイト」もそのひとつ。

僕、昨年からスタッフとしてお手伝いをさせてもらっている。前回は記録係としてライブイベントの撮影をさせてもらった。そして、今年の運営会議の時、まだ新参者だから今年の撮影とか、フライヤー配りかなと思った。それはそれで大事なお仕事だから僕はいいと思って。正直、これらの雑務が好きかと聞かれれば、好きではない。でも、イベントには必要なことだし、大切なこと。好き嫌いで選択することではないのだ。僕は、それら雑務やりたくない、というならイベント運営にむいてないと思う。話を戻そう。すっかり今回も雑務係のつもりだったのだが、会議が進むと、プログラムについて「もう少し欲しい」「新しいものも欲しい」という流れになってきた。

ここで説明するとカルチャーナイトの参加プログラム(イベント)というのは、カルチャーナイトの事務局主催するのではない。事務局がさまざまな公的施設や、民間施設、お店によびかけて、カルチャーナイトのコンセプトでやってもらうのだ。予算を与えられるではなくて、各施設・お店の自主企画をカルチャーナイトのコンプトでやってもらう、というおねがいベースのイベントなのだ。

もどります。会議の雰囲気は、僕の企画もできそうな雰囲気になってきたので、その時点でアイディアはなかったのだけど「僕今回ひとつ企画やっていいですか」と聞くとあっさりOKをいただけたので、今回は企画もやってみることにした。会議の雰囲気はとってもリベラルで自由な感じでお話をしやすかった。会議は、あとはスケジュールの確認を中心に終わった。次回の会議では僕は自分企画を説明できるように宿題となった。

会議への帰り道、さて何をしようかな、と思った。とは違うかな。このあたりは記憶が曖昧だけど、多分会議で自分が手をあげた時点で案はあったと思う。それは、札幌のゲームデザイナーの児玉くんを迎えてトークイベントをやることだった。

つづきます。

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「カードゲームで遊ぼう! ~ゲームデザイナーこだまじゅんじろうといっしょに~」
会期 : 2018年9月28日(金)18:00-21:00
会場:登別中央ショッピングセンターアーニス(登別市中央町4丁目11)

ishikawa
Text by
メディアリサーチャー 石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)
〜アートとメディアについて考えて、書くのが好きです。


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