NUMERO DEUX SPECIAL 039 "POST ROCK"


P O S T R O C K

ドタバタと忙しい日々を過ごしていると、レコードショップで、ゆっくりCD、レコード探しをする時間もないように感じる。たまの空き時間にタワーレコード、ヴァージンのような大型店にいっても、ヒット・チャートもの以外のモノになるとなかななか探しづらい。シスコはちよっとクラブよりすぎてちよっと気分じゃない。

そんな時に「なんかおもしろいモノ聴きたいな」という音楽の好奇心を満たしてくれるレコードショップがあればいいなと思う。好みとしては、ロックのジャンルなんだけど、ロックンロールとか異なるサウンド… ネオ・アコーステック、ニューウェイブ、プログレッシブロック、そして最近ではエレクトロニカもチエックしてみたい…

札幌の中心部、プリヴィの近くにレコードショップweird-meddle recordがオープンした。ポストロック、エレクトロニカ、 ニューウエイブ、プログレなど市内の他店にはないジャンルの厳選されたレコード/CDが用意されている。中古もある。

ニュメロデューではオーナーの秋庭さんにインタビューをおこなった。ここは営業時間も22時までで、平日も利用しやすい。試聴できるCD/レコードも多い。あなたにあった音楽を探しに行ってみたらどうだろうか?アドバイスもしてくれるだろう。

text&Interview NUMERO DEUX


NUMERO DEUX SPECIAL 039 "POST ROCK" Interview With Takahiro Akiba(weird-meddle record)
取材日時:2002.06.02(sun) 11:00-12:00 / 取材協力 weird-meddle record
Interview by NUMERO DEUX
Photograph by NUMERO DEUX Art Direction & Design:NUMERO DEUX
NUMERO DEUX Copyright.

1.現在までの簡単なプロフィールを教えてください。

出身は江別です。3歳位までそこにいてその後、北広島に20代前半までいました。以後はずっと札幌に住んでます。高校卒業後、専門学校に行って呉服店に就職しました。そこを選んだ理由は販売の仕事に興味があったのと待遇面がよかったからです。音楽は学生のころから好きでしたが、当初はそういう世界で働こうとは思っていませんでした。

2.ではレコードショップをはじめるめるキッカケは?

でも、就職して2年半位たったとき、やはり音楽に携わる仕事がしたいと思い退職しました。いくつかのバイトを経た後、その時はまだ札幌にひとつしかなかったプリヴィのタワーレコードでアルバイトをはじめました。ジャズバイヤー募集というのに応募したのです。ジャズのアシスタントで入って5年と半年働いて辞めました。

辞めた理由はタワーでの仕事に自分の中で限界を感じたからです。自分としては、東京にあるディスクユニオンのような専門的なジャンルをあつかい、かつチェーン展開もしているようなお店で働きたくなったのです。

そのため、東京で生活しようと思ってお金を作るために、富山の方に精密機械を作る出稼ぎのバイトに行きました。そして、いよいよ東京に行こうと思って、いったん札幌に戻ってきた時に友達が良い物件があるからレコード屋をはじめたら?、という話を持ってきたのです。

その時は全然やるつもりはなかったのですけど、「昔からやりたいっていってただろう!」と友達にアオられて(笑)。結構悩みましたが、家賃も安かったので、決心しました。すぐ横に「スクワット」という服屋さんがあってその人が僕をアオった人の友達で、その人にいろいろお店のはじめかたについて教えてもらいました。

借りたところは、去年の暮れにできたばっかりのテナントなんです。自分の店のある2階は全然整備されていなかったので、準備は大変でした。開店の準備として、ためたお金を元手にさらにお金を借りて、内装も全部自分でやりました。壁も自分で塗ったり板を買ってきて棚を作って、カウンターも手作りです。床にも板を切って張りました。お金を節約したかったのです。


3.お店のコンセプトについて教えてください?

今の札幌のレコード屋にないちょっとした隙間を狙おうかと思っています。その隙間は今、自分が好きで聴いているものをセレクトしたいですね。そして、ただのレコード屋という感じではなくて雑貨や本を置いて、それほど音楽に詳しくない人でも楽しめる雰囲気を目指しています。

ほとんどのレコード/CDは試聴とかもできるので聴いてもらって、「こういうのもありますよ」と教えてあげたりして、ただ売る、買うではなくお客さんとコミュニケーションがとれたらいいなと思っています。それによって、お客さんの好きな音楽の幅を広げてもらえれば嬉しいですね。

お店で取り扱うジャンルはメインのロックンロールからはずれた「ポストロック」と呼ばれているものとエレクトロニカ、フリージャズ、60・70年代のカンタベリー、ジャーマン・プログレ、80年代ニューウェイブ、ブラジル、フレンチのアヴァンギャルドなものと歌謡曲があります。

4.音楽をいろいろ聴くようになったキッカケと好きなアーティストを教えてください?

本格的に聴きはじめたきっかけは中学のときにワムとか、ニューロマンテックなんです。デュラン・デュランやカルチャークラブも好きでした。それをきっかけにしてビルボードチャートとか追っかけつつ、キング・クリムゾンやピンク・フロイド等のロックの名盤もチェックしていました。

そのうちUKインディ系のロックのジーザス&メリーチェインやスミスなどを聴くようになりました。その中で、好きなアーティストのトップとしてはポール・ウェラーですね。ソロになってから離れていった人が多いと思いますが、ソロのファーストが1番好きです。あとティーンエイジファンクラブ、そしてスミスですかね。ギタリストのジョニー・マーが好きなんです。最近はドンキャバレロというバンドとソフトマシーンと歌謡曲をよく聴きます。

5.今後の予定などを教えてください?

お店のホームページやフリーペーパーを作りたいです。そのなかで大型店では埋もれているようなをレコードを紹介して、聴いてくれる人が増えたらいいなと思います。



weird-meddle record
札幌市中央区南2条西1丁目6-1第3広和ビル2F
営業時間12:00-22:00/定休日:水曜日/TEL 242-3370
取り扱いジャンル:ポストロック、エレクトロニカ、プログレ、カンタベリー、アヴァンギャルド、フリージャズ、フレンチ、ブラジル、80’Sエレポップ、ニューウェイブ、歌謡曲など











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