Director's Notes ■5.26(日)
少し迷って、マイクロソフトのオプティカルで、ボールを親指でコントロールするタイプを買う。ボタンは5つに好きな機能を割り当てできるのがいい。ホイールも使えるしね。でも、アップルのマウスのスイッチひとつのポリシーは続けて欲しい。多機能マウスというのは、オプションで存在するのが正しいと思う。
ロフトのタケオキクチでジャケットを買う。シンプルで品が良く、ディテールが少しこだわっている、という好きな服のデザイン。値段も悪くなかったし、よかったなーと思ったけど、また同じような服を買ってしまったなぁ。
会ってみると「いやー石川さんOS Xいいすよ」ということ。なかなか移行できないアップルの最新OSだが、昨日から使いはじめた彼によると実に快適なようだ。今まで使用していたソフトについては、クラッシックモードで特に問題(スピード的にも)がないという。ふーん。彼のマシンは、G4/800だからいいのだろうなぁ。僕のG3/400(Pisimo)では足りない気はするね。どうなんだろう。
ちなみに、OSXのファインダー(というのだったっけ?)は、ドックとか使いやすいとのこと、トライしてみたいな。でも、新しいマシン買わないとツライ気がする。OSインストールのために今のマシンのHDをいろいろイジるのは嫌だが。
14時より8月発表予定のCDプロジェクトの打ち合わせ。今後のスケジュール確定のための重要な場だっのだが、終わってみるとスムーズに進行していきそうな感じで安心した。といっても、やっとスタートラインに立ったということなので、僕もがんばります。ひさびさに燃えます。
打ち合わせが終わった後、ファブカフェへ。入ってみると繁盛していて奥の4人席しか空いてなかった。僕はひとりだったので、そこに座るのはちよっと申し訳ないなぁ、と立ち止まって躊躇していたら、女性の店員さんに「どうぞ〜」といわれて座ってしまいました。そしてリラックス、といきたいところだが、実は午前中の書いていたシフトの原稿の最終調整のため、パワーブックを使った。調整して原稿を送信。スグ終わると思ったが、結局、
1時間ぐらいかかってしまった。ドタバタしてる。
19時ころようやく週末お休みモードになってきた。とりあえずパルコ方面のほうに歩きはじめた。とりあえずピヴォに行ってみる。そうそう、今、ピヴォのCM、ロケットデザインの菊池君がやっていますよね。可愛い感じだし、馴染んでますよね。細かい話ですが、CMの最後のピボォのロゴが横から出てくるの感じが、最高にカッコ良いですね。
7階のタワーのマガジンのコーナで、「PAPER」を買う。8階のジャズのコーナーに行く。フランスのジャズのコンピレーションが良かった。服を見たいと思ったが、もう20時ごろだったので、断念。明日行くことにする。
みてみると古いマック関係の雑誌!おーとりあえず2束ゲット。玄関に放り込んで、予定とおり外出。帰宅して、そわそわしながら読んでみると、「パフォーマ」とか「マック互換機」とかのキーワード。あーハズレだなぁ。この辺のiMACデビューの1〜2年前ってマック史(将軍アメリオ時代)のなかで一番話題のない時期だよね。おもしろかったのはニュートンぐらいだねぇ。
ちなみに、僕は一番好きなマックの雑誌は「MAC WORLD」(日本版)。とっくに廃刊になった雑誌ですが、記事もデザインもセンスはよかった。今でも、古本屋でみかけたら買っしまいます。
製品紹介のハードウェアの写真もファッション写真ぽい感じで凝った撮影してる。例えばマックの時期OSのシフトへの特集で、赤いボール(=アップル)をBEOSマシンとネクストと絡ませた写真が凄くクールで気に入っている。ちよっとした工夫なんだけど趣味がいい。
初期の号の表紙は、カッコよくトリミングされたマックの写真に「030 Powerbook & Color DUO」と特集テーマをシンプルな英語表記のみでコピーをビシッとキメていてそれも良かったな。
翻訳もののコラムも今、読んでもおもしろくて外国のライターの質の高さを感じた。日本ではテクニカルでもなく、ベタな初心者むけでもない、カルチャー的視点の書けるパソコン関連のライターって少ないよね。
この変化はなかなか微妙なところで、多数をしめる一般的な学生さん、リーマンは、ディスコ的なティストのほうが酔っぱらって素直に楽しめるので、ビジネス的な部分ではどうなのかな、という感じもします。
僕としては、クリエイティブ色の濃い、現在のほうがウェルカムです。さて、パーティですが、ムーでも回数を重ね、こなれた感じで、スムーズに進行していきました。
そういえば、このイベントは月曜なのですが以前はこの曜日はパラパラ日だったみたいで、時々、その日と間違えてパラパラ・ギャルが来たりするそうです。彼女たちはとりあえず踊っていくそうです。いい話しですね。
深みにはまると、あのパッケージはカッコ良いとか、観た作品だけど
パッケージが違うからオリジナルかな、とか思ったらキリがない。僕がよく利用してるヴィデオ屋は、洋画のフロアが無人なので店員さんの目も気にしなくていいので、つい長居をする。監視カメラはあると思うから、僕のあっちこっちウロウロしている間抜けな画像にテープが消費されているかと思うとエコな心が痛む、ということはないけど。
借りてきたハル・ハートリーの「ヘンリーフール」を観る。ベスト5にははいる好きな監督なのでほとんどの作品をチエックしている。この監督はけっこうキライというという人もいる。その理由としてはハートリーは世間の居心地の悪そうな&折り合いつかない人物を描いてきているけど、作品からは ハートリー本人は全然、そういう性格の人間ではないんだなーと思えるとこ。
頭の良さが作品に出るからかなと思う。映像は「オシャレでしょ?」というところははずさないし、下品な描写をしないし。そこに物足りなさを感じるか、ちょうど良さを感じるかが好みが別れるところか。
物事をオブラートに包みすぎるのはよくないけど、映画はむきだしの本質だけを表現されるだけでは観ていてツライと感じてしまう。そういう意味でハートリーの作品は僕にうまいオブラートを提供してくれる。オブラートの中には苦い薬があるのは違いないのだから、いいと思う。良薬は口に苦しラストは「汚れた血」のオマージュ?
パルコのアートロゴスで、ブルーノートのジャケの写真集があって前
からちよっと欲しい。ポールランドの作品集も欲しいし、タイポグラフィー本で欲しいのもある。高額な輸入本というのは、どうも買うのに勇気がいる。面倒くさがり屋なので、レジに持っていくのが面倒だったりする。そして財布を出すのが面倒だったり、店員さんがレジを打っている間を待つだけでも面倒だったり、「ありがとうございました」とかいわれるのが面倒だったり(時には精神的ダメージもあり)、そして最後に、大体は重くて大きい輸入本を持ち歩くのが面倒だったり、もうオレは相当病気だな、と思う。
フレッシュエアーで買った「BILL EVANS & JIM HALL / UNDERCURRENT」を聴く。基本的にJAZZはピアノが好きなのです。本作はピアノとギターのみという編成で地味な印象だが、ミニマムでクールな曲調は情報過多な毎日を忘れさせる心地良さ。聴けば聴くほど僕の精神的安定させてくれる良質の作品。
プリヴィは元祖タワーレコードも移転して、凄く変わったような気がする。1FのLLビーンが撤退したあたりは停滞している感じがしたのだけど、今回いろいろできた新しいショップはイキがいい感じがして、雑貨のお店で好きになりそうなお店もあった。
Privyを出て、真向かいのカウンターアクションの近くにできた新しいレコードショップに行く。広くはないお店だが、UK/USインディ/オルタナティヴ関連のディスクが充実していて個人的にはかなりヒット。
80年代初期ネオアコーステックシーンの重要バンド、Weekendのメンバーによるバンド「Alison Statton and Spike / TIDAL WAVE」を買う。良いアルバム。でも、僕はWeekendのほうが好きかな。
ひさびさにマンガ喫茶に行く。「不死身のフジナミ」を読む。おもしろかった。
|