会場:「OYOYO大通まち×アートセンター」(中央区南1条西6丁目第2三谷ビル6階)
クリエイターの作品を世界に広める注目の新しいライセンス、クリエイティブ・コモンズ(CC)。それについての世界会議「アイコモンズ・サミット」は今年は7月に札幌で開催される。
それに関連して、2人の講師を東京より招かれセミナーが行われた。
▲ 会場となった「OYOYO」は最近、東急ハンズ札幌店の近くのビル6階にオープンした街とアートに関わる様々な人が講演、展示、ライブ等に使用できるフリースペース。写真部・美術部・図書部等があり、ここを拠点に活動を行う。
▲9000人を越える登録者がいる日本最大のクリエイターコミニュティサイトを運営し、CCの活用も採用している林 千晶氏(株)ロフトワーク取締役からはロフトワークの仕組みの説明から、著作権とCCについて。同氏は本年開催のアイコモンズ・サミットのアドバイザリー・ボードでもある。
▼次に、話題のミニブログツールTwitter活用。そこで仲間を募りオリジナルのCDを制作し、リリースしてCCライセンスで公開した関根 元和 氏エムロジック(株)取締役の講演が続いた。CD制作の具体的の制作プロセスから、CCライセンスの可能性、ネットで作品を発表することなどについて。
▼関根氏の講演の後は、講師と会場のお客さんとのトークセッション。CCに関連した法律的な問題といった硬めの話題から、ブログを発表することによる「炎上」のエピソードなど幅の広いトークが行われた。