■ まさに「アート」が手に入るところ。
「自分のためにアートを買いたい-U 50,000- 2010」
会
期:2010年4月17日(土)~4月28日(水)/ 13:00~23:00
会 場:CAI02(大
通西5丁目昭和ビル地下2階)
出品作家:ここを以下を参考のこと。
ここ数年、市内にもいろいろな家具や雑貨を扱うお店も増えた。それらを利用しして、好みの自宅や仕事場を作ることは楽しい。自分(達)のスペースを居心地の良い空間にする。変ることはもちろん、その過程も楽しいもの。
家具や雑貨に対して、アート作品を選べて、気軽に買える場所はまだまだ少ない。自分の空間の中に1点、2点アート作品があるだけで、また雰囲気も変ってくる。より居心地の良さのためにアート作品を加えてみるのも検討して欲しい。
気軽にアート作品が買える企画展が開催された。出品作家は、すべて地元のアーティスト。自分と同じ地域に住む作家の作品を部屋に置く。それは素敵なことではないだろうか。
こういったアート作品は量産できるものではない。要するにすべて1点モノ。そのため一般的にはある程度の価格がついてしまうもの。しかし、4回目を迎える本企画では、気軽にアートのある生活を体験してもらうために、コンセプトとして作品はすべて「5万円以下」という価格設定がされている。
アート作品には実用性がない?とんでもない。僕は自宅にある作品に心が救われたことは結構ある。会場の様子を紹介していこう▼
▲ コンパクトなオブジェ系の作品。テーブル等に置いてみたらどうだろうか。いいアクセントになると思う。壁に作品を設置したりするのが難しい空間の場合、こうしたオブジェは扱いやすい。
▲ 壁面に設置スペースがあるなら、こうした作品の設置によって空間の印象は随分変ると思う。僕の個人的な印象だけど左の作品なら、モダンでクールな感じだし、左なら暖かい感じがする。
▲ 照明になっている作品。ベッドルームやリビングのホッとするアイテムになるのではないだろうか。
▲ コンパクトな平面作品。壁面空間があまりない場合は、小さめな作品がいい。
▲ 機械的な作品。機械といっても冷たさよりも、回路基板が透けてみえることによって、どこかポップで楽しい遊び心を感じる作品である。
本企画は買う、買わないは別として、美術展としても66名の作家が出品した大規模なものなので、観るだけでも価値があるだろう。ぜひ足を運んでいただきたい。
Photograph & Text by Shinichi Ishikawa (NUMERO DEUX)