「札幌ビエンナーレ・プレ企画 2011
—アートから出て、アートに出よ。―
美術館が消える9日間」
会 場:北海道立近代美術館
会 期: 2011年4月2日(土)- 4月10日(日)休館日:4月3日(月)
開館時間: 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
入場料:一般1000円、学生600円、
小中生、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料
団体は10名以上
チケット販売:道新プレイガイド、大丸プレイガイド、4プラプレイガイド
主催:札幌ビエンナーレ・プレ企画 実行委員会
http://www.sapporo-biennale.jp/
【出品アーティスト】
石倉 美萌菜 / 磯崎 道佳 /伊東 篤宏/伊藤 隆介/梅田哲也/金子 良(のびアニキ)/黒田晃弘/contact Gonzo/鈴木 涼子/高橋 幾郎/トーチカ/初音“スクラッチ”ミク/結城幸司
● ついにはじまった札幌ビエンナーレ・プレ初日レポ。
4月2日(土)朝、窓から外をみると雪が降っていてびっくりしました。外出するのに冬のコートを着ようかと思ったり。午前9:30分ころには外出する理由があったのです。それは、本日からスタートする札幌ビエンナーレ・プレを観に行くためです。外出する時間にはちょうど雪は降っていない感じでした。それなら、春物のジャケットに一応、帽子を持って会場である北海道近代美術館に行くことにしました。
美術館の前に到着すると上の写真のとおり、サインボードがありました。白いバックのデザインがまだ雪の残る札幌にマッチした感じです。会場にはほぼ開館直後に入ることができました。初日だけあって、実行委員やアーティストの方等の関係者がたくさん来ていました。エントランスには実行委員の方々、展示室内にアーティストが作品のチェック?をしているのもみかけました。
展示空間は暗幕によって、いくつかのエリアに分けられていて、同時にいくつかの展示会に来ているようで得した気分になれます。暗幕を越えるごとに次の空間には何があるのかな?という楽しみでもあるし、暗幕によって分岐するところもあるので、一度戻ったりすると、方向がわからなくなって迷うのもそれはそれでおもしろい。展示場の出口をでると、関係者やアーティストがいたるところ立って打ち合わせをしてるのをみかけました。
取材でいろいろ展示の写真を撮らせていただきましたが、これから行く人も多いのでここで紹介すると楽しみ半減かと思います。会期終了後にあらためてレポートを書く予定もあるので、以下ほんの少し紹介します。あえて作家名も紹介しないようにしますね。行ってからのお楽しみです!4月10日までなのでお見逃しなく。
▲ エントランス付近。入ってすぐにただごとではない雰囲気があります。
▲ これも作家と作品です。作家がいて成立する作品。
▲ 個人的に好きな作品。クールでインタラクティブ。
▲これからのアートは参加型がたいせつかな、とふと考えました。
Photograph & Text by Shinichi Ishikawa (NUMERO DEUX)