NEWS: Sapporo Art & Culture No.18
おいしいアイテム「美和 お好みソース」
お店:フーズバラエティすぎはら(杉原商店)
いいスーパーがあるといい生活ができる。人生と食生活にはソースが大事。
「フーズバラエティすぎはら」は札幌の地元のスーパー。場所は円山方面、北海道神宮の近くである。地下鉄円山公園駅から徒歩10分。住宅街の中にあるので、はじめてだとわかりにくいけど一度行けば記憶できると思う。
メディアでもよく紹介されるユニークなお店。その特長は店舗自体は昔ながらのちいさな商店という感じのスーパー。でも、取り扱い商品が他店では見られない魅力的なものが多い。なんというか、文系の僕の表現としては「食料品のヴィレッジヴァンガードだ!」のような雰囲気なのである。決して全体的に高級志向という訳でもなく、基本的な食材は揃っているので買いやすい。そして、他店は目にしない商品にキチンと説明のPOPがあるので、興味がそそらせる。そのセレクトはお客さんの声も反映させたものも多く、店頭やウェブでリクエストも受付している。
実は、今回紹介する 写真の「美和 お好みソース」は、僕がリクエストして入荷してもらったもの。これは僕がPRしない訳にはいかない(笑)。札幌ではなかなか入手の難しいものであったのだ。でも、僕はとっても気に入っていたので入荷を相談してみた。その魅力を書いてみようと思う。
本ソースは化学調味料不使用のためか、まろやかでクセがない。そのため飽きない味。ガツンというインパクトはないけど後味が良い。僕は最近はいろいろな調味料に関して「後味」の良さというのに注目している。食事は食べている時だけではなくて「後味」の良さも大切だと思う。それが、これにはある。
名称から勘違いされそうだが、このソースはお好み焼き専用ではない。その良質のクセのなさから普通のソースとして、目玉焼き、コロッケ、とんかつ等の揚げ物にも美味しくつかえる。お値段も432円(360ml)というのは、さほど高価でないと思う。こういったソースは一度買えば、結構な期間もちますよ。
その他、魅力的な商品が、いろいろあるので一度お店に行くのをおすすめします。 このお店の道路をはさんだところには「wake cafe」というカフェがあって、ここもゆったりできる素敵なお店です。食事もできます。石焼の昔風ナポリタンがおすすめ。
「北海道神宮」を散歩→「フーズバラエティすぎはら」でお買物→「wake cafe」でお茶(&食事)というのはとっても素敵なプランです。(「フーズバラエティすぎはら」は日曜日定休なので注意です)。それではもし興味があったら「美和 お好みソース」をよろしくおねがいします。
文と写真 石川 伸一(NUMERO DEUX)