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14.6.07-6.16″MiwonderfulEXHIBITION”「ミワンダフル記憶のかけら」 ’14 No.20

2014.06.08

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NEWS: Sapporo Art & Culture
“MiwonderfulEXHIBITION”「ミワンダフル記憶のかけら」

会期:2014年6月7日(土)〜6月16日(月)/12:00〜19:30
会場:SYMBIOSIS (南2西4)/ 入場無料
web: http://.tgmu.jp ・ http://www.makeuptour.jp/
twitter:https://twitter.com/miwonderful
Facebook:https://www.facebook.com/miwonderful

アーティスト「横山美和」のはじまりから、
今までを知る事ができる空間。アーティストであり続けること。

横山美和(ミワンダフル)は北海道出身の「メイクスマイルアーティスト」。最近では「メイクで世界中を笑顔に!」をテーマにして、オリジナルのメイクブースを担いで世界を旅する「MakeUpTour」をニューヨーク、ハワイ、韓国、台湾でメイク・パフォーマンスを成功させている。また、テレビやラジオ、市内チカホ等でのパフォーマンスを目にした人も多いのではないか。

僕は彼女の活動は「メイク」をテーマにした現代アートだと思っている。彼女の場合、その表現方法が、音楽でも美術でもなく「メイク」なのである。そして、表現者としての彼女の目的は「笑顔」や「幸せ」。だから「メイクスマイルアーティスト」を名乗る。

僕は10年くらい前からスタートしている彼女の活動は知ってる。それは本当にインディペンデントからはじまっており、カフェやイベントでとっても手作りな「メイク屋台」を僕は目にしていてイベントやパーティ会場にて時々話しもした。今では自分で会社も設立し、海外にまで飛び出して活動しているのは素直に嬉しいし、今回の展示でひさびさにじっくり話をした彼女は何も変っていなかった。それも嬉しかった。

変らない彼女。変ったのはまわり。変えたのは彼女。現在は東京も拠点として、企業等のさまざまなコラボレーション企画も予定され、表現の幅はどんどん広がっているようだ。

展示を観ながら昔話をした。表現活動を続けるのは決して楽ではなかったという。失敗もあったし、迷いもあった。それを続けられたのは自分のしたい表現があったこと、そして「意地」もあったという。僕はアーティストにとって「意地」というは一番大事ではないかと思う。あと、話にあったのは真剣に活動をしていれば、必ず助けてくれる人がいるということ。などなどなど…

今回の展示では、壁面いっぱいにアーティストとしての横山美和の「歴史」が、写真と文章で語られている。その内容は、彼女の「表現」の中には登場しない内向的な一面を知ることもできる。メディア等で最近になって彼女を知った人には、とっても不思議な存在に感じるかもしれない。だけど、この「壁面」をじっくり観ると、彼女の本質が見えるかと思う。

普段の表現活動からは見せない彼女がここにある。
それはアーティストを目指す人には必ず参考になると思う。自分の目で見て欲しい。

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Text & Photo by Shinichi Ishikawa(
NUMERO DEUX)


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