「神宮マーケット」
期 間:6月〜9月 月2回程度開催。6:30〜10:00
会 場:北海道神宮(中央区宮ヶ丘474)
「朝市」のある生活。神宮マーケットの楽しみかた。
日曜日、午前中の僕の「朝活」
■ 北海道神宮
北海道神宮は札幌の代表的な神社。この地に住んでいると年末年始になれば、まず行こうと思いつくのがここではないだろうか。大晦日は夜通し賑わう。僕が受験の時にお願いに来るのものもここであった。もちろん、市内には町ごとにたくさんの神社はある。でも、北海道神宮は規模も大きく、気軽な自然散策や登山が楽しめる円山公園や動物園に隣接しているので、自然を楽しみ、長めの散歩も楽しいエリア。アクセスも地下鉄「円山公園駅」で下車すればすぐである。そのためか、市民はもちろん国内外観光客もよく訪れる神社である。
■ 神宮マーケット
この北海道神宮内で開催されている神宮マーケットは2011年に有志によってスタートした。6月から9月の間に月に2回程度、朝6時半から10時まで開催される「朝市」である。現在では市内外から30を超える出店がある。お店は生産者による農作物の販売をメインとして、その他、雑貨や生花もある。また、移動コーヒー車があったり、最近ではライブやヨガの催しもあり、販売だけではない、楽しいイベントになっている。
■ 僕の楽しみ方
僕は開催時期になると、日常の食材購入のため神宮マーケットに行く。自宅からちょうどいいウォーキングの距離にあるのだ。当日、朝起きると8時には家を出て西へ西へと歩いて行く。静かな住宅街の中道を30分程度歩いていくと会場に到着する。もっと早めに来た時は円山公園の散策を楽しむ。朝はリスが活動しているの見ることができる。本神宮は散歩や運動で早朝から人をよくみかける。マーケット会場は人で賑わっている。30を超えるお店はあるが、エリア自体はコンパクト。だから、僕はまずひととおりのお店を見て買うものの目安をつける。そして、まずは食材を買う。トマト、キャベツ、ナス、ネギ、ジャガイモ、ニンジン、キュウリ、パンといったものが多い。作っている人の顔がみえる買物っていいと思う。本来、商売って、そういうものだったのだと思う。
■ 午後からのもうひとつの「日曜」
食材を買い終わると、雑貨や生花をみる。時々、自宅用に生花を買う。買物が終わると、コーヒーの移動車でコーヒーを買う。そして、境内のベンチでそれを飲みながら、これからの予定を考える。その頃には、時間は10時がまわっていることが多い。そうすると、最寄りの地下鉄駅である円山公園駅に隣接するマルヤマクラスで、引き続き買物をしたり、スターバックスで一休みすることもある。そして、帰りは荷物があるのでそこから、地下鉄で帰宅することが多い。自宅に着いても12時前。さて、午後からの日曜は何をしょうか? もうひとつの日曜日が始まる。そんな「朝活」をあなたもしてみてはどうだろうか? 開催日時等は以下のサイトを参考にしてほしい。
北海道神宮ウェブサイト
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
神宮マーケット ウェブサイト
http://jingumarket.com/
Text & Photo by Shinichi Ishikawa(NUMERO DEUX)