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’14NEWS No.33 ”Parallel” クスミエリカ・白山郁美 二人展

2014.09.26

Parallel

 ”Parallel” クスミエリカ・白山郁美 二人展

期間:2014.9.19 —-9. 30 / 12:00-19:30(最終日18時まで)
会場:SIMBIOSIS(南2条西4)・入場無料

ジュエリーと写真の交わる領域。与えられた接点。

「身体は移ろう美術館である」というコンセプトで、身につけることのできる作品をメインに制作する「Marzo」主宰のジュエリー作家・白山郁美。フォトグラファーでありフォトコラージュ作品も制作するクスミエリカ。それぞれの”Parallel”な世界を表現する二人展が、市内のギャラリーで開催された。会場ではジュエリーの持つ意味や魅力を、さまざまな写真の使い方によって表現している。

本展示を観て僕が考えたのが、あらためて「ジュエリー」とは何なのか、ということだ。もちろん存在は知っているわけだけど、そのイメージが世の中ではあまりにもあふれていて、シンプルにそのものだけが配置した広告写真や、店頭ショーケースにならぶ個々のジュエリーをみつめた時に、自分が考える「接点」がみつけにくい。単純にそのフォルムで判断してしまうことになるが、僕はなんとなくそういうものでもないと感じていた。でも、うまく理解できないもどかしさがある。

ジュエリーは身体とコネクトして完成するのではないか。まぁ、そこは実際につかう人間が「試着」することによってクリアーできる問題かと思う。でも、それ以外でも、ジュエリーについて考える機会があってもいかと思う。

そんな、僕の素朴な願望を本展示では応えてくれた。ギャラリー空間の中で、さまざまな手法でジュエリーと組み合わされた「写真」はジュエリーがとうまくリンクして、その持つ魅力、可能性を立体的に引き出している。僕はこの空間でジュエリーについて考える「接点」をあたえられた。そして、展示されたジュエリーには、美術品と感じる美しさがあったことを最後に記したい。

Text by Shinichi Ishikawa(NUMERO DEUX)

 

 


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