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’14NEWS No.37 – 「2014.11.23—11.24 アートフェア札幌 2014」 

2014.11.12

artfair2014
NUMERO DEUX NEWS No.37 「アートフェア札幌 2014」
会期:2014年11月23日(日) 11:00 – 20:00 /  24日(月・祝)11:00 – 19:00
入場料:1,000円

会場:クロスホテル札幌(北2条西2)

— ホテルと美術が融合する2日間。「アートフェア札幌」のおける2つの非日常に行ってみよう。アートに関する僕が繰り返す(と思う)前書き〜たくさんのアートを体験する。

アートに関する原稿を書くたびに思うことがある。「アートがわかる」「アートがわからない」とは、どういうことなのか?それは感性の問題なのか、知識の問題なのか。分析をすると長くなるし、今回の原稿の本質でもないので、やめておこうと思う…今回はシンプルに語ろう。アートと親しくなるには、たくさんのアートを体験するのがいいと思う。これは多分、正しい。そして、それが体験できる展示を紹介していこう。

アートフェア(ART FAIR)とは複数のギャラリーが参加するアート作品の「見本市」。お客さんは一度に様々な作品を鑑賞や購入ができる。欧米ではよくあるアートイベントの形態のひとつである。この展示会場に「ホテルの客室をつかう」というスタイルがあり、近年話題になっている。札幌で昨年「アートフェア札幌」と題してはじめて、札幌中心部にあるホテルにて開催され、客室の一部がアート展示の会場となった。2日間という短い期間にもかかわらず2000人のお客さんが訪れた。

僕も取材してみて、自由に出入りできるホテルの客室に展示されたアート作品を観る、という行為はなかなか、珍しく興味深い体験だった。 その第2回目が今年に開催されることになった。僕はホテルには身近な非日常な体験があると思う。大抵の人にはホテルという場所は、旅行なり、リラックスなり日常から離れる空間ではないか。今回のアートフェアにて、客室で出会うアート作品もまた非日常なモノだといえる。2つの非日常。ホテルとアートというのは、そういう意味で共通点があり、アートフェアの会場になることは、お互いの魅力を引き立たせることかもしれない。

開催が2日間という短い期間である。札幌に世界のアートが集るこの2つの非日常をお見逃し無く、足を運んでほしい。

Text by Shinichi Ishikawa(NUMERO DEUX)

「アートフェア札幌 2014」
会期:2014年11月23日(日) – 24日(月・祝)
23日(日)11:00 – 20:00 24日(月・祝) 11:00 – 19:00
プレビュー:22日(土) 19:00 – 22:00(招待客のみ)
会場:クロスホテル札幌(ホテル型アートフェア)
住所:札幌市中央区北2条西2丁目23
出展者:18軒(主に道外から招聘)客室2フロアー / 各ギャラリー各1部屋を使用
入場料:1,000円(デポジット制)
目標来場者数:2,500人(道内主要美術館関係者、コレクター、企業経営者、メディア関係者など) フェアディレクター:大口岳人(クラークギャラリー+SHIFT)
アドバイザー:戸塚憲太郎(NEW CITY ART FAIR ディレクター)
主催:アートフェア札幌2014実行委員会
共催:クロスホテル札幌
連携:アート札幌 2014、ART KAOHSIUNG 2014
協賛:アッシュ・ペー・フランス、グラニフ、ミライスト、レーザーシステム
協力:NEW CITY ART FAIR、SHIFT
後援:札幌市、北海道新聞社、UHB北海道文化放送、HTB北海道テレビ、HBC北海道放送、AIR-Gʼエフエム北海道、FMノースウェーブ
オフィシャルサイト:http://www.artsapporo.jp/2014/fair/
※ 昨年のアートフェア札幌紹介記事:www.shift.jp.org/ja/archives/2013/12/art_fair_sapporo_2013.html 


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