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NEWS「世界を巡るミックス “OPEN PORT CLUB”の新シリーズを聴こう」 

2019.04.14
open port club

インターネットで
世界中のクリエティヴまでが
フラットなるかといえば

そうでもないし、 そうあってはならない
これからもより「地」のアイデンティティは
表現されるべきだと思う
もちろん、ピースフルでエレガントに

そんな素敵な音楽の取り組みを紹介しよう。

OPEN PORT CLUBとは、2016 年 音楽を通じた札幌とベルリンの都市交流プロジェクトとして発足。イベントの開催や出演コーディネートなどのアーティストの交流事業やBerlin Community Radio にて番組を放送。

2018年札幌においてレジデンス事業(アーティストを招待・現地制作してもらうこと)もおこなっている。

そして2019 年。新たなプロジェクトを開始。それは世界 6 大陸の アーティストを紹介するシリーズ。選定は札幌でパーティ”FLOPPY” を主宰、現在はベルリンを拠点でDJや音楽リリースをおこなう DJ/プロデューサーYuzo Iwataと” FLOPPY” 主宰のmomo。

第 1 弾はアジア大陸より、香港の DJ/プロデューサーMr. Ho 。そのサウンドはSoundCloud にてストリーミング配信中。彼はレーベル Klasse Wrecks を Luca Lozano と共に運営。香港のクラブ 宀 (Mihn)でもパーティを主宰。OPEN PORT CLUBのウェブサイトでは彼のインタビューも読むことができる。

僕の私感だが、今回のMr. Hoのミックスは、香港を拠点にするか彼のセンスを感じることができる。その音はトラックの中で時間のゆるやかな流れと日本のテクノポップの優しい部分が感じられる。

ハードフロアむけの音作りではないが、音色の深みはとってもクールだ。聴いていて退屈しない。こういってセンスって、アジア的ではないかな。

ヨーロッパのクラブサウンドは、最終的には個人に対して非常に内向的に「個」問いかけられるのに対して、Mr. Hoのサウンドはあくまで「みんな」に対して向けられていると思う。ぜひ、聴いてみて欲しい。以下で自由に聴くことができる。https://soundcloud.com/openportclub/mrho

OPEN PORT CLUB
http://openportclub.com
 

ishikawa

Text by メディアリサーチャー 石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)
〜文化とアートとメディアについて考えて、書くのが好きです。
twitter.com/numeroo
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