NEWS: Sapporo Art & Culture
「すすきの夜のトリエンナーレ」
会 期:2014年7月末から10日間
会 場:すすきの商業ビルの複数店舗(18〜22時)
主 催:「すすきの夜のトリエンナーレ」実行委員会(事務局CAI02内)
—– 「すすきの」を展示会場にしたアート展示の試み。
「場所」をとらえるアート。
日本の三大歓楽街のひとつ「すすきの」。その歴史は北海道開拓使がその地域を遊郭地帯に指定したことにはじまる。140年の歴史がある。 僕はお酒を飲まないだけど、DJイベント等でちょくちょくすすきのに行っていた時期があった。 ここは全域を歩いていける範囲にお酒を中心としてたくさんの飲食店、風俗店が密集。たくさんの人、光るネオン、眠らない街、というのは、未来的で映画のブレードランナー的雰囲気を感じたものだった。それは飲まない僕でも魅力的に感じた。地域特性の作り出す空気感というのは確実にあるし、その魅力(地域特性)を利用したアート展示というのは、地域の問題まで含めた重要な意味を持つのではないか。そんな試みがおこなわれる。札幌国際芸術祭の開催と同時期にアート展示の企画「すすきの夜のトリエンナーレ」が開催。これは、ススキノにある 日本独自といわれるスナックの集合テナントを空き店舗を利用して、映像系のアートによる展示を予定しているということだ。また詳細がわかればお知らせします。速報まで。
Text & Photo by Shinichi Ishikawa(NUMERO DEUX)