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2014.06.24 「株式会社 北王 のセミナー講師をおこないました」 04′NEWS No.22

2014.06.26

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Sapporo Art & Culture  NEWS 04′No.22  Report
2014.06.24
株式会社 北王 のセミナー講師をおこないました。

セミナーテーマ:「自分のメディアを持つということ
〜キャッチコピーから、はじめてみよう。」

会場:メルキュール札幌
主催:株式会社 北王

株式会社 北王は北海道の住宅メーカー。帯広に本社があり札幌にも支社がある。フルオーダーの注文住宅から、ラインナップからの選択、輸入住宅、建築家との家づくりと幅広い家づくりを特長としている。僕個人の印象としては、北海道の企業だけあって、この地に実にマッチする住宅を作っている感じがした。シンプルだけど、どこか都会的で、そして生活する、という光景が見えてくる住宅をつくっていると思う。

さて、この会社は毎年、帯広・札幌の全社員さんが集まり「株式会社 北王キックオフ」という総会を実施しています。その中で外部講師を招いてのセミナーの時間があり、今回その講師として僕が招かれました。会場は札幌市内ホテルのイベントスペース。セミナーの内容は、オファーを受けた時から自由な感じ。セミナーのタイトルの「自分のメディアを持つということ」とは、先方の北王の担当者さんが考えた仮タイトルですが、僕はこれを本タイトルにして、ベースに内容を決めていきました。

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▲本セミナーのためのオリジナルのリーフレットも作成してみました。A4両面折という版形。見慣れたA4の紙1枚もメディアになりうる、というサンプル的な意味もあります。

セミナー時間は約90分です。結構な時間をいただけました。講義ばっかりだと内容が平坦になると思いました。そこで前半を講義で後半は簡単な演習(ワークショップ)をおこなうことにしました。講義の内容とは、ざっくりいうと2つになります。ひとつは、仕事の中でメディアを意識するということです。

北王のウェブサイトには5つのブログがあり、さらに紙媒体の広報誌も発行しています。これら媒体のしっかりとした活用について講義しました。そして、ふたつめはプライベートなメディアづくりで、これは別に強制できるものでもないので興味があれば、やってみてはどうでしょうか??という感じで、メディア作りを「思想論」と「技術論」に分けて話していきました。

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▲ 「北王」のパンフレット(左)と広報誌「knot」(右)。「knot」では北王の社員自らインタビュー記事を作成しているのは大変ユニークであり、魅力的。表紙の写真も社員が撮影したもの。

さて、後半の演習(ワークショップ)です。目的は、もし自分でメディアを作りたい、と思ってもテーマが浮かばない場合があります。そのテーマを浮かぶ手がかりとして「自分のキャッチフレーズ」を考えてもらい、社員さん全員にひとりひとり発表してもらいました。自分のキャッチフレーズは、それがそのまま自分のメディアづくり(ブログ等)のテーマになる可能性があるからです。

この演習は大学のゼミ講師の時にもやったことがあります。効果的でおもしろいです。参加者にはキャッチフレーズの意味も説明してもらいます。社員さんには若い方から、年配の方もいます。その人の性格的なキャラクターもあります。北王の社員のみなさんは本当にノリよく楽しいフレーズがいっぱい出て来て、楽しい雰囲気になりました。

18時少し前にセミナー終了。社長さんに挨拶に行くと、社長さんから「つまり、私にもっとブログを更新しろ、ということですね」と笑顔でいわれたのが印象に残ってます。
僕は少し緊張しつつ「もちろん、そうです!」と答えて会場を後にしました。

Text & Photo by Shinichi Ishikawa(NUMERO DEUX)

 

 

 


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