■ 古く、そして新しい国のクールな現代美術
「中国美術展 上海摩登–SHANGHAI MODERN-」
会 期:2010年2月6日(土)~2月20日(土)
会 場:CAI02(大通西5丁目昭和ビル地下2階) ・GALLERY門馬
中国は、長い歴史を持つことから美術も奥深い世界を持っている。古典美術などは日本に与えている影響を少なくない。しかし、この国の現代美術を観たことのある方は、意外に少ないのではないだろうか。
北京オリンピックを前に中国の現代美術は世界中に発信された。 工場跡地を芸術地区とした「798芸術区」では、日本を含む海外のギャラリーが進出していき、世界中のアーティストが集まる場所となった。
そのことにより、現在急速に中国の現代美術が注目を浴びている。同じく上海でも時を同じくして「M50芸術地区」が誕生し、このエリアも北京に負けず劣らない、勢いのある場所となっている。
2009年6月、その上海「M50芸術地区」で北海道アーティスト11名による展覧会が開催された。そのオープニングには1300人を動員し、中国の美術関係者が集まったことにより、今回の札幌での展覧会が実現した。
今回出品した8作家現在、中国美術界をリードし活躍している面々であり、中国現代美術リアルに体験できる展覧会となった。その様子を以下、写真で紹介しよう▼
Photograph & Text by Shinichi Ishikawa (NUMERO DEUX)