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SAPPORO GUIDE+ No.001 「札幌市役所」

2015.12.01

札幌市役所
photo by rapidliner

SAPPORO GUIDE+  No.001 
札幌を<初めて楽しく>アートに歩くガイド。

 No.001 「札幌市役所」 

 

ふつうの観光的な視点だと札幌市内でよく一番よく紹介される役所といえば北海道庁だと思う。なぜなら、そこには緑のある広めの敷地の中に、自由に見学できる赤レンガの旧庁舎は定番の観光スポット。最近はそこまでの道路が再整備され、近くには赤れんがテラスという商業施設ができて、より観光客が訪れやすくなっている。さて、今回、紹介するもうひとつの役所、札幌市役所は直接的な観光スポットではないけど「札幌というまち」の雰囲気を感じたい時、その場所の市役所というのは、ひとつのまちのイメージをつかめる場所だと思う。行ってみては、いかがでしょう??

札幌市役所の場所は観光スポットであるさっぽろテレビ塔札幌時計台どちらからも5分程度でいけるところにある。地下鉄大通駅の31番出口の横に、エスカレーターがあってこれを利用すれば市役所のすぐ前に出ることができる。行く前に注意するのは役所なので平日の日中以外は閉まっていること。ここは注意しましょう。

建物はスマートで現代的なビルという感じ。今の建物は札幌オリンピックの時に建築された。全国的にみると市役所は特徴のある建物もある。それに対して、札幌市役所は強い個性を感じない。野暮ったくもない。これはある意味、とても札幌的だと思う。なぜなら市役所の回りをみわしてて欲しい。まわりはそんな現代的なビルにかこまれている。

中に入ってみよう。一階はロビーで広い。ここでは時にはアートや文化をテーマにした展示がある。一回のロビーには広報パンフレットのあるコーナーと「宮田屋 元気カフェ」というコーヒースタンドがあり座って飲むコーナーもある。一休みもできる。

おなかが空いていれば、誰でも利用できる食堂が地下にある。旅の名物グルメに少し疲れた時、食べてみてはどうだろうか。18時まで営業している(ほか、18階にもレストランあり)。そして、エレベーターで19階に行ってみよう。19階には「札幌市役所 展望回廊」として一般に解放されていて、その眺めがなかなか素晴らしい(ただし、冬は閉鎖期間あり)。また同フロアには喫茶店「パーラーあおぞら」があり、お茶と眺めも楽しむこともできる。僕は平日夕方、早めの夕飯を食堂で食べることがありますよ。

Text by メディア・プランナー 石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)


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