報告『2019.4.12 公式第2回室蘭ハタモクカフェ』 を開催しました。
その様子を紹介します。
仕事をどう決めよう?
インターネットか
企業説明会か
体験談か
これらの中に あなたの仕事はあるのか?
それともあると思うのか?
無いと思うのか?
今の情報社会は 無限とも思える選択肢や夢を提供してくれる
でも、選べるのはたったひとつ
自分を理解して、社会を知る
その中で、自分が素朴にピンと来たものを選ぶのはどうだろう
大切なのはそこに邪心があってはいけない
世の中に近道は少ない
近道とは結果論が多いのではないか
「仕事の選択に迷わなかったひとたち」
第二回目の室蘭ハタモクcafeはいつものフリースペースのソファ席エリアでおこないました。このほうが人数に対応しやすいのです。結果的に社会人6名と学生2名が集まりました!
ソフェでは間に合わず、椅子も途中からもってきました。その中で特に印象深かった2人のお話を紹介します。
ひとりは大学生のAさん。彼はもう「自分の就職先は高校時代から決めている」と話してくれました。それは本州にある会社で、その理由を聞いてみると自分の両親がその会社の作るものを使っていて子供のころから愛着があるという。
就職についてはただ夢として希望するだけではなく、もうその企業を調べたり、説明会やインターンに行ったり目的にむかって具体的に活動している。ユーモアもありつつ、しっかりとした口調で話す彼はマインドも良い意味でもう社会人の顔を持っているように感じた。
もうひとりは社会人の女性。「私は就職活動をしたことがないです」と語ったくれた。こう書くと、なんだか自慢気に感じられるようだがそんなキャラクターではない。活動力がありそうだけど穏やかな雰囲気だ。
大学でさまざまなサークル活動で活躍していると、卒業近くになると大学側から、このまま大学の部署で働かないか?と話をいただきそのまま就職。
そのあとの転職も就職活動というより、自分の行きたい方向を目指すとすぐ決まって現在に至っているようだ。
偶然だが2人は、ブレない人だった。Aさんは自分の就職観に決めている考えを持っている人。自分の中で決めているというはとても強い。強さは力になる。
Bさんはこれになりたい!というたしかなビジョンというよりも、その時その時に一生懸命な人。だから結果(仕事)がついてくるから、就職活動をする必要がなかったのだと思う。
選択肢の多い世の中で「迷わない」というのは、
ひとつの重要な技術なのではないだろうか。
次回の室蘭ハタモクcafeも楽しみです。
毎週金曜17:30-19:00 「きらん」(室蘭市生涯学習センター)のフリースペース
でお待ちしています。
<ハタモクとは、室蘭ハタモクcafeとは> 「ハタモク」とは「働く目的」という意味。
NPO法人ハタモク北海道では、道内で札幌を中心に「働く」をテーマに社会人と若者が気楽に話し合うイベント「ハタモク」を開催。そして、今年6月にはじめて室蘭で「第300回ハタモク北海道第32弾胆振室蘭版 」が開催される。
「室蘭ハタモクcafe」は、2019年6月15日(土)の「第300回ハタモク北海道第32弾胆振室蘭版 」のPRを兼ねて「軽いお話しよう」「ハタモクのお客さんを作ろう」というコンセプトではじめた小さな集まり。
参加料もなく、出入りも自由。 「きらん」(室蘭市生涯学習センター)のフリースペースを使って、毎週金曜日の17:30よりに室蘭でのハタモクのスタッフである、僕と加藤さんがいるので、興味のある学生さん、社会人が集まって、気軽に「働く」ことや6月のハタモクについて話したり、雑談したりとするちいさなお話会です。
Facebookページ「室蘭ハタモクカフェ」で告知をしています。 「きらん」(室蘭市生涯学習センター)の入って左奥にあるフリースペースでお待ちしています。あなたのお話を聞かせてください。
Text by メディアリサーチャー 石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)
〜文化とアートとメディアについて考えて、書くのが好きです。 twitter.com/numeroo https://www.facebook.com/shinichi.ishikawa Facebookの「いいね」やTwitterボタンなどでひろめてくれると嬉しいです。