夕食として、テンフォーのピザのMサイズを半分だけ食べて、スカパーを適当にチャンネルをカチカチまわしていると、クリスティーナ・リッチが出ていた映画があった。映像の感じがよくて、観ているとストーリーがどんどんせつない方向にシフトしていって、観ていて悲しくなったきた。いたたまれなくなってTVを消してしまった。
後から、寝る前にネットで調べてみると「モンスター」という映画だった。実話ベースの話のようで、生活環境に恵まれず、友人もなく売春で生活してきた主人公が、人生に絶望して死のうと思った時に、レズの女性(リッチ)と知り合い、彼女を愛し、生きがいとして一緒に生きていこうとするが、歯車が狂っていく話。僕はどうも、こういった話を冷静に観ることができない。僕は、今、平凡な生活をしているけど、僕だってちよっと歯車が狂えば彼女のようになってしまう。すべては紙一重。世の中は。
REVIEW
映画「モンスター」
2006.06.27