REVIEW

映画「硫黄島からの手紙」

2006.12.10

007の新作を観に行こうか、あっ蠍座で「ソラリス」やってる!といろいろ迷っていた。迷いすぎて結局なにも観ないで帰宅しそうだったので、「硫黄島からの手紙」を観ることにする。

上映6分前ぐらいに行った。「父親たちの星条旗」同様戦闘シーンは迫力がある。監督はイーストウッドだが主要キャストはすべて日本人。キャストとドラマについて感想を書こうと思う。

ジャニーズの二宮和也は良かったと思う。ネットのレビューを読むと賛否両論あるみたいだけど一番観客が感情移入する重要なキャラクターをうまく演じていたと思う。中村獅童は「男たちの大和」ではやや違和感があったのだけど今回はそうでもなかった。単に大和より出番が少ないかもしれない。典型的な憎まれ役で最後どうなるのかな〜なかなか興味深い運命が用意されていて監督はうまいな、と思った。

渡辺謙は予想とおりの良さであった。この人はインテリな感じの演技よりも鬼気せまる演技や、情けない感じの演技のほうが良いと思う。ほんのわずかなシーンだけど万歳三唱のシーンは凄いと思った。

いくつかのエピソードを挟みこまれていて、それがそれぞれが興味深い。そして、ドラマ自体に適度な抑制が効いていて、それが逆にリアリティになっていると思う。


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