REVIEW

近づきがたい。

2007.07.16

ニコール・キッドマンというと、普通にキレイで人気のある女優という感じですが、僕はそれほど好みではないのです。あんまり主演作は観てないけど、知的な感じの女性役が多いような気がする。思いつくのは「アイド・ワイド・シャット」と「アザーズ」ぐらい。両方とも映画としては好きなのだけど、キッドマンの存在感は希薄に思えた。DVDで彼女主演の「ザ・インタープリター」を観た。

ここでのキッドマンは、そのブルーの瞳と均整のとれたスタイルが写るたびに「キレイだなー」とは思うのだけど、そこがこの作品の最大の見せ場な気がした。サスペンスとしては薄味だし、ドラマとしてはキッドマン演じる主人公は自立した行動力もあるインテリの女性だが、どうも、近づきがたい感じがする。それは僕のコンプレックスなのだろうか。共演のショーン・ペンはさすがに良い味を出していますがキッドマンとのやりとりで、共演による魅力というのも特に無く残念。


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