僕は「マトリックス」は、やっぱり1作目が好き。さらにいうなら「JM」のほうが好き。「コンスタンティン」は、宣伝を見て「マトリックス」と同じような救世主ぽい感じだったので、ちょっと敬遠していた。今回、DVDで借りた。本作はアメコミがベースで、主人公はエクソシスト(悪魔払い)。牧師とかではなくて、たまたま霊感が強くてやっているという感じのフリーランス。ヘビィ・スモーカーのハードボイルドなキャラクター。ああ、こういう不安定な感じのキャラにキアヌ・リーブスはマッチしていると思う。キアヌは「マトリックス」だと2作目、3作目は正義の救世主という感じで、かえって印象が薄かった。「コンスタンティン」の「この世は天国と地獄の間に存在していて、こっそり悪魔と天使が介入している」という世界観もおもしろい。続編出て欲しいな。結構、マニアックな作品だと思う。
REVIEW
キアヌの魅力
2007.08.09