REVIEW

狭いところ

2007.10.28

Pb
DVD REVIEW「フォンブース」(2003年・アメリカ)

 狭い舞台のサスペンスが好き。逃げ場の無いスリル。ビルの中とか、飛行機の中とか、列車とか。その中で本作の舞台である電話ボックスは、かなり狭い舞台のスリルがある。
 主人公はニューヨーク繁華街での電話ボックスの中で謎の狙撃者に狙われ、出られない。ボックスの電話から主人公の罪について話す狙撃手。狙撃手は消音装置付きのライフルで狙っているので、試し撃ちをしても主人公以外は誰も気づかない。
 もちろん、主人公は助けを求めたら狙撃される。そのうち電話ボックスに並ぶガラの悪い売春婦達が主人公に「早く電話を終わらせな!」とせかしてくる…主役のコリン・ファレルは、カッコ良いし、若くチャラチャラした落ち着きのない人物を演じていてなかなか良かった。


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