DVD REVIEW
「スーパーサイズ・ミー」(2004・アメリカ)
マック好きです。僕はマフィン等の朝ごはんメニューが好き。メガマックはまだ食べてません。残念ながら。
本作はドキュメンタリーで、内容はマクドナルドのメニューだけ食べて1ヶ月生活する実験者(監督)の様子が紹介されていく。
この映画の存在は封切りのあたりから知っていたけど「なんか気持ち悪いな」と思って敬遠していた。
でも、今回思い切って観た。想像より、気分が悪くなるようなシーンは控えめ(無いわけではない)。マック生活を過ごす合間には、アメリカの給食問題に触れる場面や、医者がいろいろコメントするシーンのほうが印象に残る。
でも、日数の経過するごとに、監督の顔がむくんできたり、お腹が出たりするのはハッキリわかるし、途中から中毒ぽくなる描写もあり少しコワイ。
観終わってから、ネットでいろいろ調べてみると、この作品の実験結果や、紹介されるデーターの信憑性については疑問もあるようだ。外国でも、そして日本でもマックで1ヶ月生活の実験を行って特に問題のない人もいるらしい。
本作はドキュメンタリーだが、平坦で退屈になることなく、観ておもしろいものとなっている。僕としては、ひとつの映画の表現方法としてこんな作品もあっても良いと思うな。本作に登場する「スーパーサイズ」というのは現在は廃止したようだけど「メガマック」より大きいのかな。