OTHERS

時の行者

2008.01.11

St
FREE TALK

気分が乗らないと、僕はタイマーを眺める。
   タイマーが好き。大きく分けると 家庭用というべきキッチン用と、あとタイムキーパーさんが使うような専門職用タイプがあると思う。
 家庭用品に行けば、一目散にタイマーコーナーに行く。時計屋さんにいけばタイマーのコーナーに目を走らせる。そこの充実が僕の判断基準である。
 液晶のデジタル表示のものが主流であるが、ダイヤル式のアナログのものも捨て難い。ボタンを押すよりも、アナログ式の必要な分数だけ回す、というのは非常に直感的で優れたインターフェースだと思う。
 写真は持っているタイマーの中でわりと高価なもの。デジタル式だけど、ボタンではなく、ダイヤルで時間を設定できるのが便利。アナログ的なわかりやすさがある。
 ふと、タイマーを手にとると自分が時間を支配できるような気がする。ドラえもんの道具のような気分。いろいろ機能を試してみる。正確な1分、5分という時間を実感してみる。そうしていると現代人にとって「無情の親方」といわれる「時間」について、自分がとても自由になった気がする。


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