DVD REVIEW
「機動戦士ガンダム I 特別版 【劇場版】」(2000)
仕事帰り、自宅での紅茶がうまい。最近は朝はコーヒー、夜は紅茶という感じになっている。紅茶はまだ近所のスーパーのもの。今度専門店に行ってみようか。最近、デパ地下には必ず紅茶専門店があるような気がする。
さて、ファースト「ガンダム」の劇場作品。名作のハズなのにネットのレビューがとても低い。ファーストガンダム世代も遠い昔かと思えば、作品そのものの批判ではない。
レビューを読んでみると「特別版」というのがミソ。つまり音声については、完全新アフレコで、効果音もリニューアルしている。そこに批判が集中している。とにかく観てみる。たしかに、音が変っているのはわかる。
まず、声優の新アフレコについては、ちよっと安定感がありすぎて、オリジナルが良いと思う。正直、新録のメリットはほとんどないかと思う。効果音については、オリジナルはもっと、昔のロボットアニメ的なピコーンという感じの音作りだったのが、ザク・マシンガンの音など、シャープでリアルな音作りになっていて、高級なイメージが劇場版!という雰囲気を盛り上げていると思う。効果音については僕は結構好きかな。
ただ、オリジナルの、その時代の「味のある音」に魅力を感じる気持ち、というのもわかるから、付録な位置づけでもいいからオリジナル音声もつけるべきかと思った。それにしても「音」というは重要なものだなとしみじみ再認識。