「地球が静止する日」(2008・国内封切)
キアヌ・リーブス好きです。この人の演技がウマイかはよくわかりませんが、存在感がいいですね。
「コンスタンティン」や「イルマーレ」も良かったと思いますよ。でも、「マトリックス」のイメージからか、今回の大作出演はSF。SFといえば「マトリックス」よりも「JM」が好きな僕です。
さてさて、封切り直後のリーブス主演の「地球が静止する日」を観てみました。狸小路の東宝プラザにひさびさに行く。1F以前ゲーセンだったのに「HUG」という北海道の食材のお店になっていました。良い感じです。今度ゆっくり行きたい。
上映劇場は地下。上映10分くらい前に着きました。ロビーは上映を待つお客さん。年齢層はわりと、高い感じ。20代中ば以降か、40〜50代の男女という感じで、原作ファンの方かなと思ったり。
さて、上映。予告は特に印象に残る作品はなく、すぐ本編上映になりました。僕は、原作や、最初の映画化された作品については、知らないのでそのあたりの比較はよくわかりません。
自分の好みとしては、セットや美術のリアルで淡々として描き方は結構好きですね。異常事態に対処する、政府、警察・軍隊の動きかたとはかなり好みで、それだけまた観たいからDVD買おうかな。
キアヌは、役柄のためか淡々とした演技が多いけど、雰囲気は悪くない。あと、ジェニファー・コネリー、女性科学者であり母親であるという役柄、良い感じに演じているというか、僕の好みです!本作でステップ・アップして欲しいと切に願います。「フェノミナ」から好きです。
それで、ストーリーなんですが、なんかよくわからないです。もう、少しキアヌが、いろいろ交流を深めていくシーンがあれば、良かったような気がしましたし、ジェニファーの子供もどうも意味不明でした。いや、わかるのですけど、ラストへの収束の仕方が唐突すぎて、観るほうには説得力が欠けているような気がします。
僕はあんまりその辺は気にしないで本作が楽しめましたが、ドラマを観たかった人や、ビジュアルでもっとインパクトの欲しい人には物足りないかもしれないですね。でも、僕はDVDを買うでしょう。ジェニファーも好きですし。