十和田市現代美術館では企画展示として「 SUMOAURA(相撲—オーラ)」展が開催されていた。10月18日まで開催されているという。
この企画は相撲を現代美術の切り口で紹介していくこと。企画には美術作家、熊谷晃太、KOSUGE1−16、柴川敏之、村上タカシ、wowlabが参加している。
柴川敏之は「2000年後の未来」というテーマで、1995年ころからオブジェやインスタレーションの制作を行っている。また、広島大学の相撲部を建て直したという人物であり、その出来事は「ちゃんこ」という映画にもなっている。アートと相撲がライフワークという本企画には適任のアーティストだろう。
柴川敏之によって作品展示は館内だけではなく、周辺にも町内にも広がっている。商店街のいくつかの店舗では、柴川の作品が展示され、それのスタンプラリーが実施。写真は服屋さんの2Fに展示された制作中の作品。ほか、ワークショップや巨大紙相撲の実施なども予定されていた。
相撲と、アートとそして商店街。この3つがコラボレーションしたアート企画である。