FilmReview
「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月」(2004)
午前中、コーチャンフォーに行って、ジャスコにも行く。でも、結局なにも買わなかった。なんて財布にエコな活動なんだろう。
最近、あられが好きで止まらない。自分が「あられを食べる機械」になった気がする。「コーヒーにあられは合わないなぁ」と思いながらボリボリ。そんな感じで週末は過ぎていくのである。昼寝もしようかな。でも、昼寝をすると悪夢が多くて少々難儀気味。マジでこれはなんとかしたい。
さて、本作は続編。前作をふりかえってみると、一見テーマは主人公30代女性の結婚への悩み、という感じのわりには、前作ではすぐにハンサムなヒュー・グラントとラブラブになってるし、そして堅実なコリン・ファースとのハッピーな出会いもあって、なんだか、悩む必要があるの?という感じ。そのへんの感覚って、付き合うのがゴール、ではなくてその後が問題ということなんだろうか。それならわかるけどね。
さて、本作ではコリン・ファースとめでたく付き合いはじめてものの、どうもしっくりこないところに、TVレポーターである彼女のドタバタのエピソード、再び現れるヒュー・グラントという感じ。意識的だと思うのだけどラストの流れが前作まんま同じ。
本作でも結局、彼女はモテモテな訳で、おデブなのも、トンチンカンなのもすべて素敵な魅力という感じになっている。これは観客に対しては、とってもカチンとくる可能性がある訳で、そのため主人公のレニー・ゼルウィガーは前作よりもっとデブになり、 醜態をさらすしかなかったのだろう。
内容的にはただのコメディ作品で、もうリアルな30代女性のナントカという要素はない。いや、もしかしたら前作から、それは中心的要素ではなかったかもしれない。だから、本作は成立しているのかな。結局のところ、なんらかの生き方を学という点では。あまり有用ではない作品だね。