毎日の字間

毎日の字間 2014.06.28 映画の琴(コト)『キルショット』

2014.06.28

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
映画の琴(コト)『キルショット』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「顔を知られたら殺す、という殺し屋がごく普通の夫婦をクレイジーな相棒と殺しにいく」という話。殺し屋はミッキー・ローク。制作者のひとりにタランティーノの名前。ああそういえばそういう感じだよね、と思う。ミッキー・ロークが「本当に殺していいのかなー」というほんのわずか心情のゆらぎがあるのがいい。凄く悩んでいる訳ではなくて、ほんの微妙なのがいいのだ。通常の人間の反省ではなく、あくまで悪人の反省。つまり、いろいろ棚に上げての反省。襲われる夫婦の夫が妙に強いのも良いアクセント。
Text & by 石川伸一(NUMERO DEUX)

————–


COLUMN

CATEGORY

LATEST ENTRIES

ARCHIVES

website design by shie sato

SAPPORO ART & DESIGN MAGAZINE NUMERO DEUX 札幌 アート&デザインマガジン ニュメロデュー

copyright @ NUMERO DEUX allrights reserved.
top