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映画の琴(コト)『カウボーイ&エイリアン』
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ストーリー:舞台はアメリカのウェスタンの時代。ちいさな町にエイリアンが襲来し人々をさらっていく。残った人々はさらわれた人を助けにエイリアンと対決する。
感想:「西部劇+エイリアン襲撃」という組み合わせ。もうエンターテイメントしかない設定である。「人間が勝つ可能性あるの?」なんて細かいことを気にしたらいけない。キャストは007のダニエル・クレイグとハリソン・フォード。2人とも西部劇にマッチする感じではないが、それぞれの持ち味は出ていたと思う。クレイグはまんま007のようなシリアスさ。フォードは思ったよりみどころは少なかったが、珍しく少し悪い人役。この人の思いっきり悪役も観たいと思った。ストーリーはたいしたことがなく、味わいも浅い。だけどテンポのいい進行で退屈せずみせてくれる。印象深いシーンが思い出せないのが難点か。エイリアンの描き方もどこかでみたような感じ。あんまり考えずに観たい時、最適な作品。
Text & by 石川伸一(NUMERO DEUX)
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