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「条件と縛られる気分」
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「条件」と聞くとドキリとする▼なんてこわい言葉だろう▼そういえば,「人間の条件」という映画もありましたね。大作の長い上映時間のとっても考えさせる▼そしておもしろい映画だったと記憶しています。また観たいな▼さて、話はもどって、条件というのはこわいという話。ただ、世の中の大部分は条件の組み合わせでできている。具体的に「条件」という言葉を使っていないだけなのだ▼朝、自宅を出た瞬間から僕はさまざまな見えない条件に縛られる▼縛られることからの解放はなく、ただ「どう縛られるか」そして「縛られる気分」を自分で定義する問題なのだ。
石川伸一(NUMERO DEUX)——————