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「空いている道、どこに行く?」
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空いている道▼他者が見えない道▼そんな道を進んでいると、自分がどこに進むか、進みたいのが▼ここはどこなのか?▼今は何時なのか▼自分は何者かわからなくなる▼かろうじて、まわりの景色と肌に感じる温度が▼かろうじて、自分の存在を感じさせる▼そんなあいまいな中▼他者が見えてくると、自分がわかってくる▼他者を通して、みえる自分▼他者は常に大事である▼なぜなら、他者から、自分が生まれるから▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————