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「粒の喜び」
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粒というと▼僕が思い出すのはマスタードの粒かな▼あれはいい▼高級なものほど粒の存在が光る▼安価なものは粒がない(飲食店で無料で用意されているものとか)▼やはり粒があると嬉しい▼時々、食材店でみかける粒の存在感はしっかりあるマスタードを見ると▼僕はかなり興奮する▼あのマスタードで、ポトフやホットドックを食べたい!▼と心の中心で叫ぶ▼僕はその粒に夢中になれる▼そして、それは幸せなことだと思う。
▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————