毎日の字間

毎日の字間 2015.5. 10 映画の琴(コト)『トータルリコール』

2015.05.10

主人公の妻役のケイト・ベッキンセイルいいね。いいね。いいね。そこが1番のみどころ。アクションもいいし、表情のつくり方、さりげない仕草。やや、オーバーアクションかもしれないけどすごくいい。編集もいいからかな。2番目はセット。良くも悪くもブレードランナー風味で、目新しくはないけど僕の心には素晴らしく響く。ここはリドリースコットの「プロメテウス」と同じ感想。3番目にきて主人公のコリン・ファレル。どこがいいかというと、キャラの薄さがいい。だから、ベッキンセイルやセットが魅力的にみえる。これは悪口じゃなくて、その薄さでキチンとみせるところが俳優の優れた技術だと思う。
▼メディア・プランナー  石川  伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 

 

 


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