トム・ハンクスというのは、何を目指しているだろうか?と思いながら、本作を観る。すると、ここにはイメージどおりのハンクスが居た。ユーモアとペーソス。このふたつがあればいいと思う。ここ最近のハンクス自体はそのイメージから脱却したいかもしれない。でも、気がついてほしい。今のハリウッド俳優の中で、ハンクスの代わりはいるだろうか?僕にはすぐには思いつかない。クールでもなく、ハードでもない。ユーモアの中の人間味。本作はハンクスだから観る側にスッと入ってくるユーモアとペーソスの話なのだ。そして、空港が舞台っておもしろね。
空港に行きたくなったら。『ターミナル』。興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかと。YouTubeに予告もあるかと思います。
▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)