いかのしおから、のパスタを食べる。正確なレシピを知りたい。いつも食べたいから、レシピを知りたいというのは、わがままだろうか。知りたい、知りたい、知りたいことは、そんなことばかり。
肝心なことを知りたいと思わないのは、性格的な問題か。こわいもの知らず、とは良くいったのである。知って、わかることもあるし、わからなくなることもある。
知識や経験は「善」だと思っていたが、時には邪魔ではないか、と思う時もある。いや、正攻法をハズしてはいけない。知識や経験は「善」でしょう。でも、その「善」が頭の中でやっかいな場合もあることだ。ふと、なにもかも無知だった頃を思い出す。知らなかった、新鮮だった。