DVD REVIEW
「チェーン・リアクション」(1996)
本作はキアヌ・リーブスが「スピード」(1994)でかなり一般レベルで注目され「マトリックス」(1999)で再び大ブレイクする間の作品である。あんまりヒットもせず、いい評価が少ない。
でも、僕はキアヌ・リーブスのファンなので、そんなに退屈はしなかったよ。内容は、キアヌはエンジニアで凄くデカイ研究所で研究者とともに、できたら世界が平和?になる画期的なエネルギー研究をしている。冒頭でそれが完成した!みんなでパーティ!良かったねと思ったら研究所は爆破(核兵器のような大爆発!)され、キアヌはその犯人として警察、そして別組織からも追われる。モーガン・フリーマンがキアヌの上司であり、敵味方不明な謎の顔を持つキャラクターを演じている。
無精ヒゲ、やや太り気味という、新境地(?)のキアヌ。逃亡サスペンスの普通の流れ+ご都合感強、で終わっていきます。ヌルく観たいなら逆の意味でお勧めですね。多少、目をはなしていても内容はわかる。暇なお昼下がり流れていたらつい観るかな。
ヒロインとも淡泊。モーガンとキアヌ以外、印象に残らない。僕はモーガンも好きだから、それはそれでいいのだけど。キアヌが街中を逃げ回るシーンが迫力あった良かったです。