コースの料理は映画を観るよう。おもしろければ、いや、おいしければ、実にスムーズに流れていって満足度も高い。
前菜、スープ、サラダ、魚料理、肉料理、デザートというラインに乗るのが僕は好きなのだ。決められたレール万歳!
アラカルトでオーダーするのも、悪くはないけど、少ない知識で自分で決めるより、シェフの考えたメニューに乗っけていただきたい。よろしくおねがいします。横文字苦手なんです。レストランではオーダーを決めるまで、ドキドキするよ。
コースのほうが定められた明確な時間軸があり、それにはシェフの考えもあり、ウェイターの持ってくるリズムもある。つまり、コース料理というのは作り手の3次元的な要素が組み合わさった食事の方法だと僕は思う。コースは何通りもある。次回も良いコースにのってみたい。ひさびさのイタリアン、最大公約数的においしいメニューだった。