――――――――――――――――――
「全勝と全敗」
――――――――――――――――――
「負けるが勝ち」というのは不思議なことわざである▼なんと「負けて」いいというのだ▼古くから今までのこっている「格言」であるから▼間違ってもいないのだろう▼もちろん、僕のニュアンスはわかっているつもりだ▼でも、世の中には負けてはいけない勝負もあるかと思う▼そして「負けるが勝ち」な勝負もある▼日常のあれこれを広義に解釈すれば、それは勝負の連続かもしれない▼朝、6時に起きれるか?ランチの店の座れるか?あの、オファーのメールに返事がくるか?今、コピー機はつかえるか?誘いにオッケーがでるか?
▼石川伸一(NUMERO DEUX)——————