主人公の妻役のケイト・ベッキンセイルいいね。いいね。いいね。そこが1番のみどころ。アクションもいいし、表情のつくり方、さりげない仕草。やや、オーバーアクションかもしれないけどすごくいい。編集もいいからかな。2番目はセット。良くも悪くもブレードランナー風味で、目新しくはないけど僕の心には素晴らしく響く。ここはリドリースコットの「プロメテウス」と同じ感想。3番目にきて主人公のコリン・ファレル。どこがいいかというと、キャラの薄さがいい。だから、ベッキンセイルやセットが魅力的にみえる。これは悪口じゃなくて、その薄さでキチンとみせるところが俳優の優れた技術だと思う。
▼メディア・プランナー 石川 伸一(NUMERO DEUX)