毎日の字間

毎日の字間 2015.7.18映画の琴(コト)『ゴーン・ガール』

2015.07.18

デヴィッド・フィンチャー。この監督は新作が上映されるごとに楽しみな監督のひとり。ワクワクしながらレンタルする。前観た作品はなんだったか思い出そうとする。僕の場合はDVDで観た「ソーシャル・ネットワーク」だった。制作順的には「ドラゴンタトゥーの女」なのだけど、僕は「ソーシャル…」を観ていなかったのだ(「ドラゴン…は劇場で観た)。そのためか「ゴーン・ガール」と「ソーシャル…」につながりを感じた。話的にはまったく違うが「なにが真実か?」というテーマである。たしかに、本作の妻の個性は強烈かもしれない。では、夫とその周辺の人物が、問題ないのか?、というとそうでもない。そもそも、一体なにが真実だったかは誰にもわからない。実は、妻は一番純粋な人物だったかもしれない。夫とそのまわりがあまりに自然に「ズルい」人たちまもしれないし、その「ズルさ」というのは自分の心の中にもあると思う。そう「ズルさ」は普通に含まれるのだ。

人間関係映画。『ゴーン・ガール』。興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと。YouTubeに予告もあるかと思います。

▼メディア・プランナー  石川  伸一(NUMERO DEUX)

 

 

 


COLUMN

CATEGORY

LATEST ENTRIES

ARCHIVES

website design by shie sato

SAPPORO ART & DESIGN MAGAZINE NUMERO DEUX 札幌 アート&デザインマガジン ニュメロデュー

copyright @ NUMERO DEUX allrights reserved.
top