本作の監督、ウィリアム・フリードキンといえば、僕にとっては「エクソシスト」「フレンチコネクション」の人という感じで、クールな映画をつくる人だな、というイメージです。ここでいうクールには2つの意味でカッコ良さに加えて、なんとも映像にある「冷たさ」なんですよね。寒さ、じゃなくて、冷たさなんです。そこには潔さ、シンプルで深い、明確さがあるんです。その空気感が好きなんですよね。そして、かっこいい。もう、80歳近いはずですが、本作『キラー・スナイパー』を観ると、相変わらず僕の好きなクールが2本そろっています。
クールな殺しのドタバタ劇。『キラー・スナイパー』興味があったら、観てみてください。レンタルにあるかなと。YouTubeに予告もあるかと思います。
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