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11.10.29-12.01.15 AMUSE LAND TOMORROW 2012 おばけのマ〜ルと絵のふしぎ

2012.01.07

SapporoArt Scene Repo .jan.2012
ちいさな「おばけ」と知る美術。

AMUSE LAND TOMORROW 2012 in MIGISHI Museum
おばけのマ〜ルと絵のふしぎ
10月29日(土)~2012年1月15日(日) 10:00~17:00

北海道立三岸好太郎美術館 (北2西15)

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▼ マ〜ルとその仲間たちと学ぶ美術の世界。

おばけのマ〜ル」とは、市内在住のイラストレーター中井令(絵)と石狩市在住のライターけーたろう(文)による絵本。中西出版により現在まで4冊発行されている。内容は円山に住むちいさなおばけ「マ~ル」が「円山動物園」「さっぽろゆきまつり」などを舞台にさまざまな楽しい出会いを体験していくもの。最新作「おばけのマ〜ルと
ちいさなびじゅつかん」(2008)では中央区の「北海道立三岸好太郎美術館」が舞台となっている。

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同美術館ではそんな縁もあって「マ〜ルとの関連企画も過去に開催されている。今回は北海道道立近代美術館で毎年企画されている展覧会「アミューズランド・トゥモロー」シリーズとして開催。道内作家の作品を展示し、マ〜ルや仲間たちと作品について考えてみようという企画内容となっている。各作品には「どうして、この色にしたのかな?」「どうして、みたとおりに描かなかったのかな?」などの問いかけがあったり、その場でできる簡単なワークショップも用意されている。ほか札幌の小学生がマ〜ルをベースにてつくった作品も紹介されていたり、マ〜ルの絵本も自由に読めるようになっている。

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会場はワークショップ用のテーブルや、作品に対する特別なキャプションがつけられ、通常時の展示とは違う雰囲気となっている。美術館というと「美術を鑑賞する場」という静かな空間のイメージがある。だが、今回は鑑賞というのを少し超えて「いろいろ考えてみる、やってみる」という場になっている。会場では子供のづれの方も多く来場しており、活気ある雰囲気となっていた。

美術館という場所も時代とともに変化していくのかもしれない。単なる作品の保存と紹介の場所としての役割から、よりアクティブな美術の紹介と教育の現場として、過去を知り、現在から未来を考える場になっていくかもしれない。そういう「新しい美術館のカタチ」の一面を今回の企画は示していると感じた。

Text & Photo Shinichi Ishikawa / NUMERO DEUX

 


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