身近なホテルを楽しむということ。
「近所のホテルは旅になる02『フレイムホテル札幌』」
まず、毎回同じなリード文
ホテルというと、遠出、すなわち旅行で利用する人が多いと思う。僕もそうだ。ただし、時々、なんとなく気分転換のために近所のホテル利用することがある。山や海に行くようにホテルにいくのだ。ホテルがあって海や山があるのではない。ただ「ホテルに滞在することを」楽しむ。そんな体験を紹介していこうと思う。
こんな行動のキッカケは携帯(今ならスマートフォン)のインターネット機能で、ホテル予約サービスができたことが大きい。暇な時に、ネットでホテルを検索する。するとオフシーズンはかなり安い部屋をみつけることができる。
もちろん、そういったプランは限定なので、必ずしも取れるとは限らない。そこはゲーム感覚で、取れればラッキーだと思う。予約ができたら準備をする。シンプルでいい。着替えは下着だけ。MacBook、充電器、ノート、筆記具。そして、本。大きめのディバッグにほうりこむ。そして、僕は「気分変えるために」ホテルに向かう。
いつも同じなリードはここでおしまい。
今回紹介するのは、
フレイムホテル札幌
使い勝手の気持ちよさ。
本ホテルは、ススキノ近いです。エリア内といってもいいでしょう。5分も歩けばお馴染みのススキノ中心部にいけます。ススキノと大通エリアの境目にあるので便利な場所だと思います。まわりもの台風の目のように静かな場所です。古めのコンパクトなビジネス系のホテル。でも、2017年にリニューアルがされたようで、室内もキレイになってます。特に水回りが新しくなっているのがいいですね。
そして、本ホテルは古めで、ちいさなホテルの割には、なかなか居心地がいい宿になっているのですよ。どれも小さめではあるのですが、お茶が飲めるラウンジがあり、大浴場があり、朝ごはんは選べるセットメニュー(洋食×2と和食×1)にビッフェもついてる、本やマッサージチェアのあるリラックスルームがある。どれも豪華とも贅沢ともいえないけど、ここにはホッとする気持ちよさがある。ハイクラスのホテルの非日常な楽しみも素敵だ。だが、本ホテルのような日常の延長にある使い勝手の良さ、というのも魅力的だ。
名称:フレイムホテル札幌
所在地:札幌市中央区南5条西7丁目8番1号
http://framehotel.jp/
Text by アート・メディアライター 石 川 伸 一 (NUMERO DEUX)