REVIEW

週末TVで映画鑑賞

2006.01.06

金曜日だけど予定もない。未練がましく外にいるのもむなしいのでササッと家に帰ることにした。「布袋」でチャーハンとエビチリをテイクアウトで買って、自宅へ。TVの前に座りこみ。食事〜コーヒー、その間にウトウトしながらJ:COMのチャンネルをパカパカしながら観た作品の雑記。
「インディペンデンスディ」。(最初のエイリアン大攻撃あたりまで鑑賞)
好きな作品だし、DVDも安いのだがどうも素直に買えない。素敵な女性を自宅に招き入れた時にモダン・インテリアの「DVD棚」(ではなくて「シェリフ」というべきか)に無敵のブラッカイマー作品、「インディペンデンスディ」と「アルマゲドン」が並んでいるのを観られたらどうしょう…と、まったく不用な心配する。その時は「いや、となりのゴダール・ボックスもみてくださいと」いえばいいのだろうか? この世にアート系映画と、ブラッカイマー系映画のどちらかしか無くなるとしたら、どちらを選ぶ?と聞かれれば「ブラッカイマー…」と選びそうな自分です。
「機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光」(ラスト近くから最後まで鑑賞)。
テーマは「青春の挫折」だろうか。とっても暗いトーンで話は進んでいく。後で、調べてみると、もともとOVAの総集編ということもあってか、情報量が多すぎて、初めて観る僕の中で処理するのが大変だった。余白というかサラリと流して楽しむようなシーンがほとんどなくて、登場人物全員が思わせぶり、または重要そうな大セリフをしゃべるので、僕も緊張しながら一所懸命観てしまう。縦横無尽に宇宙を飛ぶモビルスーツ戦はキメ細かく描かれているが、もう一度観たい!というカッコ良いシーンが欲しかったなぁ。観た後、気分が落ち込んだ。
「ジャッキーブラウン」(試着室でのブツ受け渡しあたりを鑑賞)
「KILL BILL」は、公開直後に観たが「2」は、いつのまにか上映が終わっていた…僕にとってはそんな作品でした。ひさびさに観た本作「ジャッキーブラウン」のほうが圧倒的に好き。配役も良い。主人公ヒロインは魅力的だし、デニーロ、サミュエル、そしてマイケル・キートンというクセモノ役者が揃ってる。デニーロは一番大物俳優だが、その割にはサエない役で近年の作品ではカッコ良いが似た性格が多いな、感じていたので本作は新鮮。犯罪ものなのにあくまで作品の調子はオフビート。このあたりは「パルプフィクション」を洗練させた感じ。DVD買おうかな。


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