REVIEW

サンシャイン2067

2007.05.04

「サンシャイン2067」は、ダニーボイル監督の新作。実は僕はこの監督の作品は「普通じゃない」しか見ていない。「普通は…」の感想としてはメジャー感のあるちよっと変った風味な作品、という感じ。

「サンシャイン2067」は、太陽が低温化したため、寒くなってしまった地球。このままでは滅亡。太陽を復活させるために核兵器を打ち込みにメンバーが出発。ざっくりいうと「アルマゲトン」のような「人類の滅亡を防ぐために一働き」テーマな映画なんだけど、ティストはかなり違う。

一般的には、この手の映画は山あり谷ありで最後にカルシタスに収束する。本作は「太陽」という存在の本質というテーマがあり、そのあたり「2001年」っぽい部分があり、そこに魅力がある。この魅力にハマれるか、否かが評価が別れるところだと思う。

僕は結構好き。後半の展開は賛否両論はあるけど、エンターティメントとしてのバランスをとりたかったのかな、と感じた。僕はアリだと思う。ドラマの低いトーンも気に入っております。


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