理屈というのは大事だと思う。でも、すべて理屈で通らないないのが世の中である。もし、すべてが理屈で通るなら、そもそも「理屈」なんて概念は生まれない。これは屁理屈だろうか。世の中はたくさんのノイズに覆われている。白黒つけようなんていうのも、白黒つかないから生まれた。
なにもかも曖昧にするのは良くないことだと思う。ただ、曖昧の存在を前提にしつつ、落とし所をみつけて結果を出すのが大切ではないだろうか。ノイズはどうしても混じる。ノイズの除去に熱心になっても停滞するだけだと思う。また、ノイズを減らすというのは表現の本質ではないのである。