(1)MARK STEWART "EDIT"(2)WILLIAM BASINSKI /"THE RIVER"(3)TIED+TICKLED TRIO "AELITA"
GW後半は自宅DVD鑑賞から、音楽鑑賞にすることにした。CDはそれなりにストックはあるけど買いにいくことにした。たまに、外に出ないとね。
最近、CDの購入といえば、アマゾン利用ばっかり。ひさびさにウィアード・メドル レコードに行ってみた。札幌に数少ない個性を感じる素敵なお店。以下、買ったCD3枚の感想を書いてみよう。
(1)マーク・スチュワートの新作。聴いてみると、もうスチュワート節というべき、神経質白人ダブ+絶叫ヴォーカルという黄金パターン。またの名をワンパターン(笑)。メンツも懐かしい、いつもの顔ぶれ。元気にやっている感じ。
それでも、聴いているうちに盛り上がる。ファンの悲しい性か(笑)。今ふうの音作りもちょこっとあり。ただ、ノリで作って曲がたまったから一枚仕上げました、という印象がやや残念。アルバム・タイトルからしてそれっぽい。次作はもうちょっとトータル・コンセプトの感じられる作品を期待。
(2)ノン・アンビエントでノン・リズム、ひたすらシンセ音とラジオ・ノイズが心地よい。ミニマム・ミュージックの2枚組。作為と不作為の境界線。良い意味で弱い音楽。BGMに実に良い感じ。自然の音に飽きたら、人口の音世界に浸りたい。やや、ダークな感じもグッド。
(3)最後の一枚に迷う。オーナーさんに相談してみた。自分の希望としては「ダブ」とオーダー。勧められた一枚。僕好みの実験的ダブ。もともジャズをやっていたグループが、タブに目覚めた感じだとのこと。そのため、ルーツ的感じのない、乾いたクールな音世界が展開されている。カッコ良い盛り上がりもあり。